Mac用Logic Proでドルビーアトモスを使用する空間オーディオのミックスをレンダリングする

レンダラはドルビーアトモス対応システムの中核を担います。このコンポーネントは、ドルビーアトモスを使用する空間オーディオのミックスを作成できるソフトウェア(Mac用Logic Proなど)や、ドルビーアトモスのコンテンツを再生できるドルビーアトモス対応のコンシューマデバイスに組み込まれます。レンダラは、オブジェクトベースの入力信号(ドルビーアトモスを使用する空間オーディオのミックス)を、スピーカーやヘッドフォンで再生できるチャンネルベースの出力信号に変換するオーディオプロセッサとして機能します。

図。オブジェクトベースのドルビーアトモスを使用する空間オーディオのミックスからチャンネルベースの出力へのレンダリング。

ミックス中のモニタリング

ドルビーアトモスを使用する空間オーディオのミックスを作成した場合、すべてのオブジェクトトラックは個々のオブジェクトのまま管理され、パン位置はメタデータとして別に保存されます。ドルビーアトモスADM BWFマスターファイル(ミックスを完成したあとに作成)に書き出した場合も、ベッド(サラウンド)やオブジェクトベースのままです。ただし、ドルビーアトモスを使用する空間オーディオのミックスで作業しているときに聴く場合は、チャンネルベースの再生システムから再生します。これは、オブジェクトベースのミックスをチャンネルベースの出力に変換するレンダラを経由して聴いていることになります。

Logic Proでは、ドルビーアトモスプラグインの「Monitoring Format」ポップアップメニューを使用して、ドルビーアトモスを使用する空間オーディオのミックスのレンダリング先となるチャンネルベースの出力を設定します。ドルビーアトモスを使用する空間オーディオのモニタリングフォーマットを参照してください。

コンシューマデバイスでの再生

ドルビーアトモスのコンテンツの再生に対応しているコンシューマ向け再生システムにもドルビーアトモスのレンダラが組み込まれていて、オブジェクトベースのドルビーアトモスミックス(ミュージックや映画)がチャンネルベースの出力に変換されます。レンダラによって、特定の再生システム(A/Vレシーバーなど)やヘッドフォンに合った適切な出力フォーマットが自動的に選択されます。

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