Mac用Logic ProでMPEをソフトウェア音源と使用する

MPE(MIDIポリフォニックエクスプレッション)とはMIDI規格の拡張であり、より自然で表現力豊かな演奏を可能にしてくれます。MPEを使用すると、音色、ピッチ、プレッシャー、ボリュームなど、個々のノートの複数のパラメータを同時に変化させることができます。

従来のMIDIでは、ピッチベンドやモジュレーションなどのコントロールチェンジメッセージは、演奏したすべてのノートに適用されます。MPEでは、すべてのノートとそのメッセージが別々のMIDIチャンネルで送信されるため、個々のノートをモジュレートすることができます。例えば、MPEコントローラでコードを演奏しながら、ほかのノートに影響を与えることなく、一番上のノートを高い音程にベンドすることができます。

MIDIモノラルモードに対応したLogic Proの音源は、MPEコントローラと互換性を持つように変更できます。MIDIモノラルモードでは、複数のMIDIチャンネルのMIDIデータ(個々のノートとそのコントロールチェンジメッセージ)に音源が同時に反応することができます。このモードでは、すべてのチャンネルがモノフォニックとなり、ポリフォニーは最大で15ノートに制限されます。

MIDIモノラルモードに対応しているLogic Proの音源は、Alchemy、EFM1、ES2、Quick Sampler、Retro Synth、Sampler、Sculpture、およびVintage Clavです。

MPE対応コントローラで使用するためにLogic Proの音源を変更する

  1. チャンネルストリップの音源スロットの右側をクリックして、ポップアップメニューからMIDIモノラルモードに対応する音源プラグインを選択します。

  2. 拡張パラメータを表示するには、プラグインウインドウの左下にある開閉用矢印ボタンをクリックします。

    図。拡張パラメータ。
  3. 「MIDI Mono Mode」ポップアップメニューから「On (with common base channel 1)」を選択します。

    このモードでは、各ノートとそのコントロールチェンジメッセージが異なるMIDIチャンネルで受信されます。ベースチャンネルで送信されるMIDIメッセージは、演奏中のすべてのノートに影響を及ぼします。

  4. 「モノラルモードのピッチ範囲」フィールドにピッチ範囲を入力します。

    注記: ピッチベンドの音程を合わせるためには、MPEコントローラとLogic Pro音源のピッチベンド範囲が同じである必要があります。この値について詳しくは、コントローラのマニュアルを参照してください。

また、MPEコントローラをコントロールサーフェスに割り当てたり、MPEコントローラボタンをキーコマンドに割り当てたりすることもできます。

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