Mac用Logic ProでStem Splitterを使ってボーカルや楽器のステムを抽出する

Stem Splitterを使うと、マルチトラックのミックス内でさまざまなボーカルや楽器のパートを分離して、プロジェクトで使用できる個別のオーディオリージョンに抽出できます。ボーカル、ドラム、ベース、ギター、ピアノ、およびその他の楽器パートのステムを抽出することができます。

Stem Splitterには、さまざまなステムの組み合わせを素早く抽出するために使用できるプリセットが用意されています。プリセット名は、個別に抽出されるステムと、サブミックスにまとめられるステムを示しています。複数のステムを含むカスタムサブミックスを作成することもできます。

Stem SplitterはM1以降のAppleシリコンプロセッサ搭載のMacで利用できます。

Stem Splitterを使ってオーディオリージョンからステムを抽出する

  1. Logic Proのトラック領域で、Controlキーを押しながらオーディオリージョンをクリックし、「処理」>「Stem Splitter」と選択します。

    図。「Stem Splitter」ウインドウで抽出するパートが選択されています。
  2. 「Stem Splitter」ウインドウで、以下のいずれかの操作を行います:

    • 「Preset」メニューをクリックし(現在選択されているプリセット)、別のプリセットを選択します。

    • 個々のステムのチェックボックスをクリックして、選択または選択解除します。選択したステムは個別に抽出されます。選択されていない複数のステムはサブミックスにまとめられ、「Stem Splitter」ウインドウの一番下に表示されます。

  3. サブミックスを抽出するには、「サブミックス」チェックボックスを選択します。また、サブミックスの「その他」ボタン をクリックしてから、抽出されるサブミックスに含めたくないステムについて個々のチェックボックスの選択を解除することもできます。

  4. 「適用」をクリックします。

    図。Track Stackが表示されたトラック領域。ステムがサブトラックになっています。

選択したオーディオリージョンのあるトラックの下に、サミングスタックが作成されます。サミングスタックのサブトラックには、抽出されたステムが含まれています。元のリージョンはミュートされるので、抽出したステムをすぐに聴くことができます。サブトラックのヘッダのソロボタンを使って個々のステムをソロにすることができます。各パートの移動、コピー、編集も、ほかのオーディオリージョンと同様に行うことができます。

キーコマンドを使用してトラック領域でオーディオリージョンを選択し、プリセットを適用することもできます。「Stem Splitter」ウインドウを開く必要はありません。デフォルトでは、プリセットのキーコマンドは割り当てられていません。

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