iCloudデータに「高度なデータ保護」を使用する

iCloudは、デフォルトでユーザの情報を転送時に暗号化し、暗号化フォーマットで保存して、暗号化鍵をAppleのデータセンターで安全に保管することで、ユーザの情報を保護しています。また、Appleの多くのサービスではエンドツーエンドの暗号化が使用されます。デバイスおよびユーザだけが知っているデバイスのパスコードから導出された鍵を使ってユーザの情報が暗号化されます。

クラウドデータの最高レベルのセキュリティを確保するために、「高度なデータ保護」をオンにすることができます(iOS 16.2以降が必要です)。「高度なデータ保護」では、以下のような追加のデータカテゴリでエンドツーエンドの暗号化が使用されます:

  • デバイスのバックアップ

  • 「メッセージ」のバックアップ

  • iCloud Drive

  • メモ

  • 写真

  • リマインダー

  • Safariのブックマーク

  • Siriショートカット

  • ボイスメモ

  • ウォレットのパス

「高度なデータ保護」を使うと、保護されるデータを信頼できるデバイス上でのみ暗号化できるため、クラウドでデータ漏えいが発生してもユーザの情報が保護されます。Appleもユーザの情報にアクセスできません。

「高度なデータ保護」を使用するための要件について詳しくは、Appleサポートの記事「How to turn on Advanced Data Protection for iCloud」(英語)を参照してください。

「高度なデータ保護」をオンにする

  1. 「設定」>「[自分の名前]」>「iCloud」と選択して、「高度なデータ保護」をオンにします。

  2. 「高度なデータ保護をオンにする」をタップします。

  3. 復旧用連絡先も復旧キーも設定していない場合は、「アカウントの復旧」をタップし、「アカウントの復旧を設定」をタップしてから、画面に表示される指示に従います。

    警告: 「高度なデータ保護」を使用している場合は、ユーザのデータの復旧に対してユーザ自身が責任を負います。Appleはユーザのデータの復旧に必要な鍵を持っていないため、アカウントに復旧用連絡先と復旧キーを設定しておく必要があります。これらの追加の復旧方法を使うと、パスワードを忘れたり自分のアカウントにアクセスできなくなったりした場合に自分のデータへのアクセスを回復できます。

あとで「高度なデータ保護」をオフにすることを選択すると、iCloudデータのセキュリティが標準レベルに戻ります。

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