Mac用Logic ProのSession Playerの概要

Mac用Logic ProのSession Playerを使って、リアルなベース、ピアノ、ドラムの演奏をプロジェクトに追加できます。まるでプロのバックバンドのように、Session Playerは演奏を素早く作り出すことができ、無限とも言えるさまざまな方法であなたの入力や指示に即座に反応します。

Session Playerには、Bass Player、Keyboard Player、およびDrummerがあります。Session Playerは、Pop RockからR&Bまで、さまざまなスタイルから選択できます。Session Playerごとに固有のパッチがあり、演奏スタイルが異なります。

図。トラック領域のSession PlayerとSession Playerエディタ。

Bass PlayerとKeyboard Playerで演奏されるハーモニーは、グローバルコードトラックまたはリージョンコードに従います。コードトラックを使用することで、複数のSession Playerを同じコードに従わせて同期した演奏をさせることができます。Session Playerでリージョンコードを使用して、そのリージョンのSession Playerにコードトラックのコードとは別のコードを演奏させることができます。コードの操作について詳しくは、コードの概要を参照してください。

Session Playerの演奏は、ソフトウェア音源トラックのSession Playerリージョンに含まれます。トラックに複数のSession Playerリージョンを作成し、それぞれに異なる演奏スタイルを設定できるので、プロジェクトの部分ごとに固有のフィーリングを与えることができます。

Session Playerエディタでは、別のスタイルに変更したり、別のプリセットを選択したり、定義済みのリズムパターンを選択したり、独自のパターンをゼロから作成したりすることで、Session Playerの演奏を変更できます。そのあと、さまざまな設定を使って演奏を微調整したり、現在の設定に基づいて演奏を再生成したりできます。また、リージョンコードを編集して、Session Playerリージョンに別のトラックのリズムを取り込むこともできます。

Bass PlayerとKeyboard Playerには、Studio BassStudio Pianoという演奏者のサウンドを制御できるプラグインが付属しています。プラグインは2つのSession PlayerとSession Playerリージョンに最適化されています。各プラグインには、サンプルベースの音源と設定が用意されており、使用することでベースやピアノのサウンドを忠実に再現できます。

Drummerではエレクトロニックとアコースティックの両方のキットを演奏することができます。アコースティックのDrummerはDrum Kit Designerを使用し、エレクトロニックのDrummerはDrum Machine Designerを使用します。

さらに柔軟性を高めるために、ライブラリでパッチを選択し、プラグインを追加し、プラグインパラメータを調整することで、Session Playerのサウンドを変化させることができます。Drummerでは、個別のキットピースを交換し、Drum Kit DesignerまたはDrum Machine Designerで設定を編集できます。

ループブラウザには、ほかのループと同じようにプロジェクトに追加できるSession Playerループがあり、素早く曲を制作したり、ヒントを得たりすることができます。Apple Loopsをプロジェクトに追加するを参照してください。

注記: Session PlayerリージョンをMIDIリージョンまたはパターンリージョンに変換して、ほかのエディタで編集することができます。

Session Playerリージョンがあるトラックを追加する

  1. Logic Proで、以下のいずれかの操作を行います:

    • トラックヘッダの上の「トラックを追加」ボタン  をクリックします。

    • 「トラック」>「新規トラック」と選択します(またはOption+Command+Nキーを押します)。

    • 「新規Session Playerソフトウェア音源トラック」キーコマンド(Option+Command+P)を使います。

  2. 「新規トラック」ダイアログで、「Session Player」ボタンの「Drummer」、「Bass Player」、または「Keyboard Player」を選択します。

  3. デフォルト以外のスタイルを選択するには、「詳細」開閉用矢印ボタンをクリックして「新規トラック」ダイアログの「詳細」領域を開き(閉じている場合)、「スタイル」ポップアップメニューからスタイルを選択します。

  4. 新しいトラックのSession Playerリージョンでデフォルトの進行を使用しないようにするには、「新規リージョンにデフォルトのコード進行を使用」チェックボックスの選択を解除します。コード進行を使用するを参照してください。

  5. 「作成」をクリックするか、「Session Player」ボタンをダブルクリックします。

    • プロジェクトにアレンジメントマーカーが含まれていない場合: 8小節のSession Playerリージョンが1つあるソフトウェア音源トラックが作成されます。

    • プロジェクトにアレンジメントマーカーが含まれている場合: アレンジメントマーカーと同じ数のSession Playerリージョンがあるソフトウェア音源トラックが作成されます。リージョンの長さと名前は既存のアレンジメントマーカーに対応します。

    • サイクル範囲がオンの場合: Session Playerリージョンが1つあるソフトウェア音源トラックが作成されます。Session Playerリージョンの長さはサイクル範囲に対応します(アレンジメントマーカーには対応しません)。

    • トラック領域またはルーラでマーキー選択範囲が有効になっている場合: Session Playerリージョンが1つあるソフトウェア音源トラックが作成されます。Session Playerリージョンの長さはマーキー選択範囲に対応します(有効なサイクル範囲には対応しません)。

Session Playerループがあるトラックを作成する

ループブラウザでは、すべてのSession Playerのループを探すことができます。Bass PlayerとKeyboard Playerのループは、コードの注釈が付いています。

  1. コントロールバーの「ループブラウザ」ボタン  をクリックします。

  2. ループブラウザで、「ループタイプ」ボタンをクリックします。

  3. Session Playerループタイプを選択します。

    図。ループブラウザで「Session Playerループ」が選択されています。
  4. トラック領域の空白の部分(既存のトラックの下)にSession Playerループをドラッグします。

    新しいソフトウェア音源トラックが作成され、そのトラックにループが追加されます。

コードを含むループをトラック領域に追加する場合は、そのコードをコードトラックにコピーしてプロジェクト内のSession Playerに従わせることもできます。Apple Loopsからコードをプロジェクトに追加するを参照してください。

トラックに追加のSession Playerリージョンを作成する

Logic Proで、以下のいずれかの操作を行います:

  • Controlキーを押したままソフトウェア音源トラックの空いているところをクリックし、ショートカットメニューから「Session Playerリージョンを作成」を選択します。

  • 最終のSession Playerリージョンの後ろ、または2つのSession Playerリージョン間のギャップにポインタを置いてから、表示される「Add」ボタン(+)をクリックします。

新しいSession Playerリージョンにそのスタイル用のデフォルトのコード進行が読み込まれるか、キーのトニックコードのみが読み込まれるかを選択することができます。デフォルトのコード進行の追加をオフにするを参照してください。

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