Motionでスタビライズしたクリップから枠線を取り除く

「スタビライズ」ビヘイビアを使用する場合、ショットのスムージングやスタビライズによって生じた変形により、動きを伴う黒い枠線がイメージのエッジ周辺に表示されます。これは目的のエフェクトを得るためには必要なものですが、最終的なショットにこのような黒い枠線が表示されるのは避けたいものです。

動きを伴う黒い枠線を取り除くために、クリップをズームしたり、調整したり、フィルタを使ってクリップのエッジを歪めたりできます。

スタビライズしたクリップをズームする

  1. Motionの「レイヤー」リストで、「スタビライズ」ビヘイビア(すでにクリップを解析済みのもの)を選択します。

  2. 「ビヘイビア」インスペクタで、「枠線」ポップアップメニューをクリックして「ズーム」を選択します。

    クリップが引き伸ばされ、黒い枠線が非表示になります。

スタビライズしたクリップのエッジを歪める

イメージのエッジを引き伸ばして、スタビライズしたクリップのエッジの周囲に生じたギャップを埋めるフィルタを検証することができます。次の例では「スクレイプ」フィルタを使います。(この解決策は、イメージのタイプに大きく依存するものであり、許容できない別のアーチファクトがイメージに発生する可能性があります。)

  1. Motionで、スタビライズしたクリップがあるグループを選択します。

    この例では、スタビライズが原因でクリップの位置がずれる現象をはっきりさせるため、プロジェクトの背景を白にしています。

    キャンバス。周囲に大きな黒い枠線のあるオブジェクトが表示されています
  2. ツールバーの「フィルタ」をクリックして、「フィルタ」>「ディストーション」>「スクレイプ」と選択します。

    ツールバーの「フィルタ」ポップアップメニュー
  3. 「フィルタ」インスペクタで、「クロップ」チェックボックスをオフにしてから、パラメータを調整します。

    フィルタのオンスクリーンコントロールを使って、「中心」および「回転」パラメータを調整することもできます。

    キャンバス。「スクレイプ」フィルタが適用されたクリップが表示されています

    左のイメージは、フィルタを最初にグループに適用したときのクリップです。右のイメージは、「中心」パラメータのY位置を調整した結果を示しています: 上のエッジがキャンバスの上部まで伸ばされています。

上記のいずれのオプションでも目標を達成できない場合は、スタビライズしたクリップにフレーミングフィルタを適用するか、レターボックスフィルタを適用して、スタビライズによって生じた、動きを伴う黒い枠線を非表示にすることができます。

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