iPad用Logic ProのStudio Hornsの詳細パラメータ

詳細パラメータでは、演奏やコントローラの機能を詳細に制御できます。

注記: パラメータは、単独音源とセクション音源とで異なります。

図。Studio Hornsの詳細パラメータ。

Studio Hornsの共通詳細パラメータ

以下のパラメータは、単独音源とセクション音源の両方で利用できます。

  • 「Vibrato Ctrl」ポップアップメニュー:ビブラートの調整に使うMIDIコントローラを選択します。

  • 「Vibrato Mode」ポップアップメニュー:受信MIDIコントローラデータのビブラートレスポンスカーブを選択します。選択肢は、「Off」、「Normal」、「Slow」、「Fast」、「Gentle」、「Expressive」です。

    注記: この設定は、手動で制御するビブラートにのみ適用されます。

  • 「Dynamic Ctrl」ポップアップメニュー:ノートの演奏中の音源のダイナミクス(強弱)調整に使用するMIDIコントローラを選択します。この機能を使うには、メインインターフェイスの「Dynamics via CC」ボタンがオンになっている必要があります。

  • 「Dyn Ctrl Mode」ポップアップメニュー:割り当てられたMIDIコントローラの動作と受信ベロシティデータに対する音源の反応を決めるモードを選択します。

    • Controller(Absolute):割り当てられたMIDIコントローラの絶対値でのみダイナミクスが制御されます。

    • Velocity & Controller(Catch):受信ベロシティデータと割り当てられたMIDIコントローラの値の両方によってダイナミクスが制御されます。MIDIコントローラは、既存のコントローラ値と一致した時点から機能します。例えば、MIDIコントローラノブの値が15で、既存のリージョンのベロシティ値が47の場合、コントローラは47未満の値では何も影響しません。値が47に達すると、MIDIコントローラノブの動きによって音源のダイナミクスが変わります。

    • Velocity & Controller(Relative):受信ベロシティデータと割り当てられたMIDIコントローラの値の両方によってダイナミクスが制御されます。MIDIコントローラは、既存のコントローラ値との相対で機能します。例えば、MIDIコントローラノブの値が15の場合、そこからの動きが既存のベロシティ値に相対的に影響してダイナミクスが変わります。そのため、ノブを15から18に上げると、既存のベロシティ値が47から50に上がります。

  • 「Legato Transitions」ボタン:オンにすると、モノフォニックモードとポリフォニックモードの両方でレガートトランジションのサンプルを使用でき、レガートスタイルでの音源の演奏が一層リアルになります。

  • 「Extended Keyrange」ボタン:オンにすると、通常のキー範囲を超えて音源(またはセクション内の複数の音源)を演奏できます。

    • オフにすると、音源(またはセクション内の複数の音源)が元のキー範囲で演奏されます。これがデフォルトです。正統的なサウンドの演奏を目指すときはオフにしてください。

    • オンのときは音源でキーボードの音域全体が使用されるため、音源(またはセクション内の複数の音源)のリアルな音域を超えたパートを作成できます。

  • 「Release Samples」ノブ/フィールド:リリースサンプルのボリュームを設定します。リリースサンプルは、キーを放した時点でトリガされます。これにより、例えば、持続のアーティキュレーションで音を自然に減衰させることができます。リリースサンプルの値を小さくすると、音が突然切れて、不自然に聞こえることがあります。

  • 「Pitch Bend Range」ノブ/フィールド:ピッチベンドのモジュレーション範囲を設定します。この設定は両極で、±12半音の範囲で設定できます。

Studio Hornsのボイス分割パラメータ

以下のパラメータは、セクション音源のみで利用できます。

  • 「Allow Unison」ボタン:分割ボイスのユニゾンモードを許可する場合はオンにします。

    • オンにすると、1つまたは複数のキーを押したときに、セクション内の複数の音源で同じノートを演奏できます。

    • オフにすると、1つのキーにつき音源内の1つの音源が演奏されます。7つの音源を含むセクションですべての音源を演奏するには、7つのキーを押す必要があります。

  • 「Inst via MIDI Channel」ボタン:オフにすると、受信するすべての MIDIチャンネルでセクション全体が演奏されます。「Unison / Split」の有効な設定が適用されます。オン(デフォルト)にすると、以下のようになります:

    • MIDIチャンネル1:セクション全体が演奏され、「Unison / Split」の有効な設定が適用されます。

    • MIDIチャンネル2~16:セクション内の各音源にアクセスします。Studio HornsのセクションのMIDIチャンネルを参照してください。

  • 「Split Voicing」ポップアップメニュー:自動ボイス分割をオン/オフにします。有効にした場合、セクションに含まれる各ボイス/楽器で使用するオクターブを設定します。結果は、「Split Mode」ポップアップメニューでの選択によって異なります。

    「Off」以外の値が選択されている場合、キーボードでコードを演奏したときに、各音がセクション内の異なる楽器または楽器グループ(ボイス)に自動的に割り当てられます。各ボイスは、セクションの規模やタイプに応じて1種類または複数種類の楽器で構成されます。この機能は、楽器の音域などに基づいてコードの音を異なる奏者に割り当てる「ボイシング」の技法を再現したものです。

    • オフ:ボイス分割をオフにします。

      注記: 「Off」が選択されている場合、キー範囲を共有する管楽器セクション音源がレイヤー化され、1つのキー範囲に割り当てられているすべての管楽器が同時に演奏されます。

    • 8va:一番高い音のパートを1オクターブ上げます。これは、メロディーラインを目立たせるための一般的な技法です。

    • Drop 2:コードの上から2番目の音を1オクターブ下げます。この技法は、アレンジの響きを厚く、豊かにするために使われます。

    • Drop 2+4:コードの上から2番目と4番目の音を1オクターブ下げます。この技法は、アレンジの厚みを増すために使われます。楽器(ボイス)を5組以上に分けられるセクションに適していますが、それよりも小規模なセクションでも使い方によっては効果的です。

  • 「Split Mode」ポップアップメニュー:個々またはグループのアンサンブル楽器を分割するモードを選択します。

    • Start with Lead Voice:最初の受信ノートがリードボイス(通常はトランペットなどの高音楽器)に割り当てられます。以降のノートはすべて、ミドルボイス、ベースボイスの順に割り当てられます。

    • Start with Bass Voice:最初の受信ノートがベースボイスに割り当てられます。以降のノートはすべて、ミドルボイス、リードボイスの順に割り当てられます。

    • Start by Key Split:「Split Key」フィールドで指定する分割キーより下の受信ノートがベースボイスと低音部のミドルボイスに割り当てられ、分割キーより上のノートがリードボイスと高音部のミドルボイスに割り当てられます。

  • 「Split Key」フィールド:上下にドラッグして、個々のアンサンブル楽器の分割ポイントとして使うMIDIノート番号を設定します。

    注記: このパラメータは、「Split Mode」ポップアップメニューで「Start By Key Split」を選択した場合にのみ適用されます。

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