ブラジルのジャイル・ボルソナロ前大統領(2025年9月11日撮影)。(c)Sergio Lima / AFP 【9月12日 AFP】(更新)ブラジルの最高裁判所は11日、クーデターを計画したとしてジャイル・ボルソナロ前大統領(70)に有罪判決を下し、禁錮27年を言い渡した。 極右指導者のボルソナロ被告は、2022年10月の大統領選でルイス・イナシオ・ルラ・ダシルバ現大統領に敗れた後に政権を転覆させようとした罪などで、判事5人中4人から有罪の投票を受けた。 2019~22年にかけて大統領を務めたボルソナロ被告は、五つの罪状全てで有罪となった。 共犯の元閣僚や軍幹部を含む7人も有罪判決を受けた。 ボルソナロ被告の盟友である米国のドナルド・トランプ大統領は、この裁判を「魔女狩り」と非難しており、報復としてブラジルからの輸入品に50%の関税を課している。(c)AFP

