夕方または夜に始発駅を出て、目的地の駅には翌朝以降に到着する夜行列車。かつて鉄道が国内移動の主役だった時代には、全国各地で運転されていた夜行列車ですが、他交通機関の発達などで次第に減少。2026年現在、定期列車として運転されているものは、「サンライズ瀬戸」「サンライズ出雲」の2列車のみです。

ただし、臨時列車も含めると、ここ最近、夜行列車はじわじわと増加しつつあります。
JR西日本は2020年、新たな長距離列車として、「WEST EXPRESS 銀河」の運転を開始しました。かつて新快速などで使われた117系を改造した車両を使用する列車で、主に山陰、山陽、紀南方面に、昼行と夜行を織り交ぜて運転されています。

車内は、一般的なリクライニングシートのほか、ベッドにもなるグリーン個室やボックスシート、かつてのブルートレインの2段寝台のような「クシェット」を設置。コンセプト通り、夜行列車での運用も想定した空間となっています。

JR東日本も、夜行運転に対応する新たな特急列車「ルナ・アズール」を、2027年度に導入すると発表しています。こちらはE657系を改造したもので、春季~秋季は東京~東北方面で夜行列車として運転するとされています。









