大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

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 また、落選だ。

 大リーグ選手会は日本時間30日、選手間投票による各賞を発表。大谷翔平(31=ドジャース)は年間最優秀選手とナ・リーグ最優秀野手の2部門で最終候補に入っていたものの、いずれも選ばれなかった。

 年間最優秀選手には捕手として史上最多、今季メジャートップの60本塁打を放ったローリー(28=マリナーズ)がア・リーグ最優秀野手と同時受賞。ナ・リーグ最優秀野手には56本塁打、132打点で2冠を獲得したシュワーバー(32=フィリーズ)が選ばれた。

 米野球専門誌「ベースボール・アメリカ」のMVPはジャッジ(33=ヤンキース)、同じく「ベースボール・ダイジェスト」はローリー。メディアに続き、選手が選ぶMVPも大谷ではなかったのだ。

 大谷はシュワーバーに1本差の55本塁打を放ってなおかつ、投手としても14試合に先発して1勝1敗、防御率2.87。今季は二刀流が復活したうえ、MLBによるMVPの指標となるWAR(勝利への貢献度を表す数値)は9.4で、ジャッジの10.1に次ぐメジャー2位。打者だけの7.5もナ・リーグではトップだ。なのに選ばれなかったのはなぜか。

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