ソフトバンクG、米DigitalBridgeを約6400億円で買収

 ソフトバンクグループは12月29日、米国のデジタルインフラ投資会社DigitalBridge Groupを企業価値約40億ドル(約6400億円)で買収すると発表した。AI向けデータセンターを中核とする次世代インフラ基盤を強化し、AIを世界規模で展開するための土台づくりを加速するとしている。

ソフトバンクグループの孫正義氏
ソフトバンクグループの孫正義氏

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 DigitalBridgeは、データセンター、通信タワー、ファイバーネットワーク、エッジインフラなどなど投資・運用する世界有数のオルタナティブアセット運用会社で、運用資産は1080億ドル超。30年以上にわたりデジタルインフラ分野で投資・運営を手がけてきた。本社は米フロリダ州ボカラトンで、北米、欧州、中東、アジアに拠点を展開している。

 買収では、ソフトバンクグループがDigitalBridgeの全発行済み普通株式を1株16ドルで間接的に取得する。これは12月26日の終値に対して15%、取引の影響を受けていない12月4日基準の過去52週間平均終値に対して50%のプレミアムを加えた水準だ。取引は、DigitalBridgeの独立取締役で構成される特別委員会および同社取締役会により、いずれも全会一致で承認された。

 ソフトバンクグループの孫正義氏は「AIが世界中のあらゆる産業を変革する中で、より多くのコンピュート、コネクティビティ、電力、拡張性の高いインフラが必要だ。デジタルインフラ分野のリーダーであるDigitalBridgeの買収は、次世代AIデータセンターの基盤を強化し、ASIプラットフォームのリーディングプロバイダーとなるという当社のビジョンを前進させ、人類の進化につながるブレークスルーを後押しするものと考えている」とコメントした。

 DigitalBridge CEOのMarc Ganzi氏は「AIインフラの構築は、現代において最も重要な投資機会の1つだ。ソフトバンクグループと私たちは、ビルダー、長期投資家として、変革的なデジタルインフラを拡大していくことにコミットするというDNAを共有している。同社のビジョン、資本力、グローバルネットワークにより、私たちは、より大きな柔軟性をもってミッションを加速させ、投資家のために、より長期的な視点で投資を行い、AIの展開を進める世界有数のテクノロジー企業を、これまで以上に支援できるようになる」と述べた。

 なお、DigitalBridgeは日本の通信インフラ企業JTOWERに対する買収で支配持分(75.62%)を取得している。

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