古い「Android」端末をLANで使うサーバーに改造する方法

Jack Wallen (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部

2026-08-24 07:00

 筆者はよく古くなったスマートフォンやタブレット端末を本来とは異なる用途に再利用している。大半は趣味の延長だが、明確な目的を持って取り組むこともある。この前も引き出しの奥に眠っていたスマートフォンを「Linux」サーバーに改造してみた。

 目的は、「Apache」をはじめとする各種コンポーネントで何が実現できるかを検証することにあった。最終的にテスト用の少し楽しいウェブサイトを構築することができたので、本稿でその手順を解説する。

 第一歩となるのが「Termux」だ。

Termuxとは何か

 Termuxは、「Android」上でLinux環境を実行できる無償のオープンソースのLinuxターミナルエミュレーターだ。完全なバイナリー互換性を備えているわけではなく、権限の問題などの固有の挙動により、純正のLinuxディストリビューションと全く同一に動作するわけではないものの実用上は申し分ない。

 Termuxは、「Google Play」ストアからも入手可能だが、同ストアのバージョンは古いため推奨しない。サードパーティーアプリストアの「F-Droid」のウェブサイトからAPKファイルをダウンロードしてサイドロードし、F-Droid経由でTermuxをインストールする必要がある。

 インストールが完了してアプリを起動すると、Linuxのターミナル画面が表示され、サーバーの設定を始められるようになる。

必要なパッケージのインストール

 実際に導入するパッケージはユーザーの目的によって異なるが、本稿ではApacheサーバーと基本的なPHPベースのウェブサイトを立ち上げる手順を説明する。

Termuxによるアプリのインストールは簡単だ(提供:Jack Wallen/ZDNET)
Termuxによるアプリのインストールは簡単だ(提供:Jack Wallen/ZDNET)

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

特集

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    793万人分が流出した実例も──国内被害事例に学ぶ標的型攻撃メールの見抜き方

  2. ビジネスアプリケーション

    なぜAIは定着しないのか? 全社活用を阻む3つの壁を突破し、業務の中で自然に動く仕組みを作るには

  3. セキュリティ

    サイバーリスクは経営の最重要課題へ。取締役会に求められるインシデント対応の実践ガイド

  4. ビジネスアプリケーション

    AI導入の成否を左右するアーキテクチャ設計とは

  5. ビジネスアプリケーション

    AI 人材育成を単なる研修で終わらせない--事業を動かす AI スキル構築の 5 つのステップ

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]
Morty Proxy This is a proxified and sanitized view of the page, visit original site.