栗東市
| りっとうし 栗東市 | ||||
|---|---|---|---|---|
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| 国 |
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| 地方 | 近畿地方 | |||
| 都道府県 | 滋賀県 | |||
| 市町村コード | 25208-5 | |||
| 法人番号 | 7000020252085 | |||
| 面積 |
52.69km2 | |||
| 総人口 |
68,942人 [編集] (推計人口、2026年8月1日) | |||
| 人口密度 | 1,308人/km2 | |||
| 隣接自治体 | 野洲市、湖南市、甲賀市、大津市、草津市、守山市 | |||
| 市の木 |
貝塚伊吹 (1973年4月2日制定) | |||
| 市の花 |
キンセンカ (1973年4月2日制定) | |||
| 市の鳥 市のマスコット |
メジロ(1988年1月1日制定) くりちゃん | |||
| 栗東市役所 | ||||
| 市長 | 竹村健 | |||
| 所在地 |
〒520-3088 滋賀県栗東市安養寺一丁目13番33号 北緯35度01分18秒 東経135度59分53秒 / 北緯35.02161度 東経135.998度座標: 北緯35度01分18秒 東経135度59分53秒 / 北緯35.02161度 東経135.998度 | |||
| 外部リンク | 公式ウェブサイト | |||
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| ウィキプロジェクト |
近畿と中京の間の主要な交通が通り、特に名神高速道路栗東インターチェンジの開通を機に企業の誘致と宅地開発が急速に進んだ。また、琵琶湖線(東海道本線)栗東駅の開業に合わせて都市開発が進められ、2001年(平成13年)10月1日に市制施行した。
日本中央競馬会 (JRA) の栗東トレーニングセンターが立地することで全国的にその名を知られる[1]。
地理
[編集]
位置
[編集]栗東市は滋賀県南部の湖南地域に位置する。広域的には京阪神都市圏の北東部に位置し、大阪市から約60km、京都市から約25km、名古屋市から約85kmの距離にある。
市域は南北に細長く、東は湖南市、南は甲賀市、西は大津市および草津市、北は守山市および野洲市に接する。面積は52.69km²であり、市域北部には平坦地が広がる一方、南部には金勝山地が連なっている。[2]
山地
[編集]市南部は信楽山地北縁に位置する金勝山地(こんぜさんち)からなり、市域のおよそ半分を占める。最高峰は阿星山(693m)で、このほか竜王山(604.7m)、金勝山(556.8m)などが連なる。
山地は風化の進んだ花崗岩からなり、多くの谷が発達している。また、市街地との間には丘陵地帯が広がり、市域北部の平野部へと続いている。[3][4]
主な山岳
[編集]- 阿星山(693m)
- 竜王山(604.7m)
- 金勝山(566.8m)
- 鶏冠山(490m、栗東市・大津市境)
- 安養寺山(234.1m)
- 日向山(222.9m)
- 湖南アルプス(金勝山地)
河川
[編集]市域北東部には野洲川が流れ、市西部には草津川が流れる。両河川は琵琶湖へ注ぐ一級河川であり、市域の地形形成に大きな役割を果たしてきた。
このほか、市内には葉山川、金勝川、中ノ井川などの河川が流れ、野洲川水系を構成している。[3]
主な河川
[編集]湖沼
[編集]市内には自然湖沼は存在しない。一方、農業用ため池が各地に点在し、農業用水の確保や治水機能を担っている。
地質
[編集]市域の地質は、南部の山地に分布する花崗岩および変成岩(チャート)と、中部丘陵に分布する古琵琶湖層群、北部平野の沖積層に大別される。
金勝山地は風化が進んだ花崗岩からなり、独特の岩塊や巨岩地形を形成している。一方、北部平野は野洲川などによる沖積作用によって形成された。[3]
風化しやすい花崗岩が広く分布することから、金勝山地では土砂流出や土石流が発生しやすく、明治時代以降、山地各所で砂防事業や治山事業が実施され、多数の砂防堰堤が整備されている。
気候
[編集]瀬戸内海式気候と内陸性気候の特徴を併せ持ち、年間を通じて比較的温暖で降雪は少ない。夏季は高温となる一方、冬季は放射冷却の影響により冷え込むことがある。
年平均気温は約16℃、年間降水量は約1,400mm前後で推移している。[5]

歴史
[編集]古代
[編集]市域では縄文時代から人々の生活が営まれ、弥生時代には葉山川・金勝川流域を中心に集落が形成された。古墳時代には岡古墳群や伊勢落古墳群など多数の古墳が築かれたほか、伊勢遺跡では弥生時代後期から古墳時代初頭にかけての大規模集落跡が確認されている。伊勢遺跡は国の史跡に指定されている。[6][7]
中世
[編集]室町時代後期の長享元年(1487年)、室町幕府第9代将軍足利義尚は近江守護六角高頼を討伐するため近江へ出陣し、市内の上鈎・下鈎一帯に御所や諸大名の陣所を構えた(鈎の陣)。義尚は約1年5か月にわたり当地に滞在したが、長享3年(1489年)に陣中で病没し、六角氏討伐は果たされなかった。この出来事は室町幕府の権威低下を象徴する事件の一つとされ、戦国時代への転換点と位置付けられている。[6]
市域は古くから東海道が通る交通の要衝として発展した。江戸時代には東海道と中山道が草津宿で分岐・合流し、市域には目川立場や梅ノ木立場、中沢立場などが置かれた。 また、梅ノ木立場では辻村家が製造した和中散は東海道を往来する旅人の常備薬として広く知られ、現在も旧和中散本舗が国の史跡として保存されている。[8]
近代
[編集]1889年(明治22年)の町村制施行により、治田村、葉山村、大宝村および金勝村が発足した。[9]
1913年(大正2年)には草津線が開業し、市域の鉄道交通が整備された。[10]
高度経済成長期には、日本中央競馬会(JRA)が競走馬の調教施設として栗東トレーニングセンターの建設を進め、1969年(昭和44年)に開設した。これにより競馬関連産業が集積し、「馬のまち栗東」として発展する契機となった。[11][12]
現代
[編集]1953年(昭和28年)10月1日、治田村、葉山村、大宝村および金勝村が合併し、栗東町が発足した。[13]
1964年(昭和39年)、名神高速道路栗東IC - 尼崎IC間が開通し、栗東インターチェンジの供用が開始された。翌1965年には名神高速道路が全線開通し、市は京阪神と中京圏を結ぶ広域交通の結節点として発展した。[14]
1991年(平成3年)3月16日には東海道本線(琵琶湖線)栗東駅が開業した。駅周辺では土地区画整理事業や都市基盤整備が進められ、市街地形成の大きな契機となった。[15]
2001年(平成13年)10月1日、市制を施行して栗東市となった。[13]
2000年代には、市内下鈎地区に東海道新幹線の新駅(仮称「南びわ湖駅」)を設置する計画が進められた。2005年(平成17年)にはJR東海との工事協定が締結され建設工事が開始されたが、2006年(平成18年)の滋賀県知事選挙後に計画は見直され、2007年(平成19年)10月に工事協定が終了して計画は中止となった。[16]
新駅計画の中止後、関連する栗東新都心土地区画整理事業は廃止された。栗東市は財政健全化に取り組む一方、2009年(平成21年)には「新幹線新駅中止後の新たなまちづくり基本構想(後継プラン)」を策定し、新駅予定地周辺を企業立地を中心とした土地利用へ転換した。[17]
2021年(令和3年)には「栗東市工場等立地促進条例」を施行し、工場や研究施設などの立地支援制度を創設した。これにより企業誘致を推進し、新駅計画跡地を含む市内への産業集積を進めている。[18]
昭和の大合併と渋川の草津市への編入
[編集]1953年(昭和28年)に施行された町村合併促進法を受けて滋賀県は栗太郡治田村・葉山村・金勝村・大宝村の合併案を示し、4ヶ村で合併協議が行われた[19][20]。4ヶ村では1948年に財政的な理由から組合立栗東中学校を設立していたこともあり、比較的困難なく事が進んだという[21]。ただし治田村では、中山道沿いに草津町大字大路井と市街が連続していたほか開業時より草津駅が設置されていた大字渋川とそれに接する大字中沢が草津町との合併を望んだため、これら2つの大字について「時期を見て草津市に合併する」という条件付きで合併に賛成している[22]。町名については、栗太郡の東部を意味し、既に中学校名として用いている「栗東」とした[23]。1954年10月1日に4ヶ村が合併し、栗東町となった[23]。
1954年10月に栗東町および草津市が発足してからも渋川・中沢では草津市への合併を求める動きが続いた[24]。一方で栗東町はこれに反対し、しばらく平行線を辿った[24]。渋川の住民は署名活動や滋賀県庁への陳情を行う一方、栗東町は渋川に相談所を設けて説得をするなどした[24]。問題が長期化する中で1956年3月に自由民主党滋賀県支部連合会が調停に乗り出し、7月になってようやく両市町間で編入に関する協定が締結された[25]。1956年9月1日ついに大字渋川は草津市に編入された[25]。
行政区画の変遷
[編集]人口
[編集]2020(令和2)年国勢調査[26]によると人口は68820人、人口密度は1306.1人/km2。男性は34110人、女性は34710人であり、人口性比は女性100人に対し男性約98人。2015(平成27)年の前回調査からの人口増減率は3.10%増であり、県下19市町中3位。年少人口比率は17.0%、高齢化率は約19.1%。
合計特殊出生率(平成25〜29年の5年間平均)は2.02で、滋賀県の市町村中では最も高い。[27]
| 栗東市と全国の年齢別人口分布(2005年) | 栗東市の年齢・男女別人口分布(2005年) | ||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 栗東市
■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
栗東市(に相当する地域)の人口の推移
| |||||||||||||||||||||||||||||||||
| 総務省統計局 国勢調査より |
行政
[編集]市政
[編集]栗東市は、かつて水田地帯を主体とする地域であったが、1969年の日本中央競馬会栗東トレーニングセンターの開設や、名神高速道路栗東インターチェンジを生かした企業立地の進展により人口・税収が増加した。また、たばこ卸売業者の立地に伴い、たばこ税収が市財政を支え、一時は市税収入の約4分の1を占めたことから、文化施設やスポーツ施設、子育て支援施設などの公共施設整備が積極的に進められた。
一方、2000年代後半以降は、たばこ税制度の改正などによる税収減少や、リーマン・ショックによる法人市民税・個人市民税の落ち込みに加え、東海道新幹線新駅(南びわ湖駅)計画の中止に伴う土地開発公社の経営悪化などが重なり、財政状況は大きく悪化した。2010年度には28年ぶりに普通交付税の交付団体となり、実質公債費比率や将来負担比率も県内で高い水準となった。
その後、市は財政健全化計画や財政運営基本方針に基づき、歳出の見直しや市債残高の縮減、土地開発公社の整理などを進め、財政指標は改善傾向にある。しかし、公共施設の更新需要や少子高齢化への対応などから、引き続き健全な財政運営が課題となっている。[28]
歴代首長
[編集]栗東町長
[編集]| 歴代 | 氏名 | 就任年月日 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 初代 | 森野茂祐 | 1954年(昭和29年)11月18日 | 前職:県議会議員 |
| 2代 | 山本繁信 | 1962年(昭和37年)11月18日 | |
| 3代 | 田中實 | 1978年(昭和53年)11月18日 | |
| 4代 | 猪飼峯隆 | 1982年(昭和57年)11月18日 |
栗東市長
[編集]| 歴代 | 氏名 | 就任年月日 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 初代 | 猪飼峯隆 | 1982年(昭和57年)11月18日 | 栗東町長から首長職を継続(左記の就任日は町長1期目の就任日) |
| 2代 | 國松正一 | 2002年(平成14年)11月18日 | |
| 3代 | 野村昌弘 | 2010年(平成22年)11月18日 | 前職:市議会議員 |
| 4代 | 竹村健 | 2022年(令和4年)11月18日[29] | 前職:県議会議員 |
- 2代目市長 國松正一
- 3代目市長 野村昌弘
- 現市長 竹村健
財政
[編集]土地開発公社
[編集]栗東市土地開発公社は、公共事業用地の先行取得を目的として1992年(平成4年)4月に設立された。公共施設整備や東海道新幹線新駅計画に伴う用地取得などを担ったが、その後の地価下落や新駅計画の中止により、多額の保有土地を抱えることとなった。[30]
平成23年度末時点において、公社は約11ヘクタールの土地を保有し、その簿価は約165億円であった。一方、保有土地の時価は約35億円にとどまり、多額の評価損を抱える状況となっていた。また、市は公社借入金に対して債務保証を行っていたことから、公社の経営問題は市財政へ大きな影響を及ぼすこととなった。[30]
2012年(平成24年)、市は外部有識者による「栗東市土地開発公社経営検討委員会」を設置し、公社の経営状況を検証した。同委員会は、
- 鑑定評価額を上回る価格で取得した案件が存在したこと
- 滋賀県事業の変更や延期に伴い長期間保有することとなった土地があったこと
- 代替地として取得した土地が事業中断後も市へ買い戻されず、公社が長期間保有していたこと
などを課題として指摘した。[30]
また同委員会は、公社を存続させるよりも、第三セクター等改革推進債(三セク債)を活用して公社を解散する方が、中長期的な財政負担を軽減できるとの試算を示した。[30]
これを受け、市は第三セクター等改革推進債を活用して公社の債務整理を行い、栗東市土地開発公社は2014年(平成26年)3月に解散した。[28]
財政健全化
[編集]土地開発公社の解散後、市は公社債務を一般会計へ引き継ぎ、第三セクター等改革推進債の償還を進めることとなった。この結果、市債残高は平成25年度末に約508億円となったが、その後は新規市債発行の抑制や計画的な償還により減少傾向となった。[28]
市は2015年度(平成27年度)に「栗東市財政運営基本方針」を策定し、中長期的な財政運営の基本方針を定めた。同方針では、市債残高の縮減、基金残高の確保、実質公債費比率及び将来負担比率の改善などを主要な目標として掲げている。[28]
令和5年度末時点では、市債残高は約352億円となり、土地開発公社解散直後と比較して約150億円減少した。[28]
令和6年度決算に基づく健全化判断比率では、実質公債費比率は11.8%、将来負担比率は73.2%となり、いずれも地方公共団体の早期健全化基準を下回っている。一方、市は公表資料において、県内他市と比較すると依然として高い水準にあり、引き続き財政健全化を推進する必要があるとしている。[31]
広域行政
[編集]企業立地支援
[編集]- 栗東市では、企業立地による産業振興と雇用機会の拡大を目的として、2021年(令和3年)7月に施行された「栗東市工場等立地促進条例」に基づく支援制度を設けている。[32][33] 同条例では、市内で工場等を新設・増設・移転する事業者に対し、一定の要件を満たす場合、工場等の設置に伴う進入道路や上下水道施設などインフラ施設の整備費を助成する制度を設けている。助成額はインフラ施設整備費相当額とされ、投下固定資本額の1%を上限としている。[33]
- この条例は、それまで運用されていた「栗東市工場等誘致に関する条例」を全面改正したものであり、旧条例による固定資産税相当額を交付する奨励金制度については、令和3年6月30日をもって新規受付を終了した。[32]
政治
[編集]国政・県政
[編集]衆議院議員
[編集]時の内閣:第1次高市内閣 解散日:2026年1月23日 公示日:2026年1月27日
当日有権者数:39万2963人 最終投票率:57.73%(前回比:
1.96%) (全国投票率:56.26%(
2.41%))
| 当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 当 | 武村展英 | 54 | 自由民主党 | 前 | 108,917票 | 48.64% | ―― | ○ | |
| 出路真吾 | 43 | 日本維新の会 | 新 | 36,984票 | 16.52% | 33.96% | ○ | ||
| 北野裕子 | 40 | 参政党 | 前 | 30,202票 | 13.49% | 27.73% | |||
| 早智敬 | 51 | 中道改革連合 | 新 | 29,595票 | 13.22% | 27.17% | ○ | ||
| 伊吹裕 | 47 | 日本共産党 | 新 | 10,243票 | 4.57% | 9.40% | |||
| 安持成美 | 37 | れいわ新選組 | 新 | 7,989票 | 3.57% | 7.33% |
参議院議員
[編集]滋賀県議会議員
[編集]- 選挙区:栗東市選挙区
- 任期:2023年4月9日 - 2027年4月29日
- 当日有権者数:54,897人
- 投票率:38.78%
| 当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 |
|---|---|---|---|---|---|
| 当 | 九里学 | 59 | 無所属 | 前 | 11,532票 |
| 当 | 田中秀樹 | 58 | 自由民主党 | 新 | 5,955票 |
| 片岡勝哉 | 44 | 日本維新の会 | 新 | 3,577票 | |
経済
[編集]工業
[編集]

- 積水化学工業 滋賀栗東工場(製造部門・栗東積水工業)
- 日清食品滋賀工場
- 日清食品関西工場
- ダイトロン 電装工場、コンポーネント事業部
- イシダ 滋賀事業所
- パナソニック電工 栗東工場(旧松下電工)
- スターライト工業 栗東事業所
- 山科精器
- 東洋化成工業 栗東工場
- レンゴー株式会社 滋賀工場
- シガMEC
- 宮川化成工業 滋賀事業部
- 日本プレート精工
- 株式会社アイネス
- 株式会社 リチウムエナジージャパン
- 株式会社オーミック(鳳工業、医療インプラントなどの製造)
- ファミリーマート総合工場(シノブフーズなど)
- アンフェノールジャパン株式会社 栗東本社・工場
- 日本ヴィクトリック 滋賀工場
- ニプロファーマ近江工場
- ニデックマシンツール株式会社 本社・滋賀工場
商業
[編集]
栗東市の商業は、JR栗東駅・手原駅周辺の市街地と、国道1号・国道8号沿線を中心に発展している。特に幹線道路沿いには、自動車利用を前提としたロードサイド型店舗が集積している。
市内には総合スーパーや食品スーパー、ホームセンター、家電量販店などが立地し、周辺市町を含めた日常生活圏の商業機能を担っている。また、名神高速道路栗東インターチェンジや主要幹線道路に近接する立地を背景として、商業施設と物流施設が混在する地域もみられる。
JR栗東駅東口には大型商業施設「アル・プラザ栗東」が立地し、駅前商業の中心となっている。
この節には独自研究が含まれているおそれがあります。 |
2017年9月にコストコが出店する意向を示したが、出店予定地が農業振興地域及び市街化調整区域に指定されておりその解除が困難なことや、周辺道路での交通渋滞の懸念があることから、市は2019年5月に誘致を断念した[34]。
物流
[編集]栗東市は、名神高速道路栗東インターチェンジや国道1号・国道8号などの広域幹線道路が交差する交通の要衝に位置している。この交通利便性を背景として、製造業や流通業などの企業立地が進み、県内有数の物流拠点の一つとなっている。[35]
栗東市が2021年に策定した「栗東市企業立地推進計画」では、名神高速道路栗東IC、国道1号・8号などの広域幹線道路ネットワークを市の強みと位置付け、これらを最大限に活用した企業立地の推進を基本方針として掲げている。[36]
また、市は企業立地推進計画に基づき、市街化調整区域において工業・流通業務施設の立地を想定した地区計画制度を運用しており、物流施設を含む産業用地の整備を進めている。[37]
金融
[編集]銀行
[編集]協同組織金融機関
[編集]日本郵政
[編集]農協・生協
[編集]- レーク滋賀農業協同組合(JAレーク滋賀)[旧JA栗東市]
教育
[編集]小学校
[編集]- 栗東市立金勝小学校(栗東市御園)
- 栗東市立大宝小学校(栗東市綣)
- 栗東市立大宝西小学校(栗東市霊仙寺)
- 栗東市立大宝東小学校(栗東市野尻)
- 栗東市立葉山小学校(栗東市高野)
- 栗東市立葉山東小学校(栗東市小野)
- 栗東市立治田小学校(栗東市坊袋)
- 栗東市立治田西小学校(栗東市小柿)
- 栗東市立治田東小学校(栗東市安養寺)
中学校
[編集]- 栗東市立栗東中学校(栗東市安養寺)
- 栗東市立栗東西中学校(栗東市綣)
- 栗東市立葉山中学校(栗東市六地蔵)
高等学校
[編集]- 滋賀県立国際情報高等学校(栗東市小野)
- 滋賀県立栗東高等学校(栗東市小野)
特別支援学校
[編集]- 滋賀県立聾話学校(栗東市川辺)
交通
[編集]鉄道路線
[編集]

- 西日本旅客鉄道(JR西日本)
バス
[編集]
栗東市では、地域内の移動を担う「くりちゃんバス」と、栗東駅・草津駅 (滋賀県)などを結ぶ民間路線バスが連携して公共交通網を形成している。2020年10月には、利便性向上と効率的な運行を目的として、くりちゃんバスの路線・ダイヤの見直しが実施された。[38]
- くりちゃんバス(栗東市コミュニティバス)
- 草津駅・手原線
- 葉山循環線
- 治田金勝線
- 金勝循環線(くりちゃんタクシー)
- 帝産湖南交通
- 金勝線
- 栗東市役所循環線
- 岡・小柿循環線
- 滋賀バス
- 草津伊勢落線
- 草津・栗東・守山くるっとバス(近江鉄道)
- 大宝循環線
- 宅屋線
なお、かつては近江鉄道バスの一般路線が市内で運行されていたが、2014年までに撤退している。
道路
[編集]
市の中心部には名神高速道路の栗東インターチェンジがあり、加えて国道1号と国道8号の結節点があるなど、輸送に好都合な条件であることから各種工場や流通業務施設が立地しており、優れた道路輸送の利便性が市の発展に大きく貢献している。
高速自動車国道
[編集]市南部を新名神高速道路が約4kmにわたって通過している。約4kmのうち、大部分が近江大鳥橋と金勝山トンネルで構成される。金勝山トンネルの前後の区間は標高が300mほどある。
また、市の中央部を名神高速道路が縦断している。栗東市内の区間は新名神高速道路の開通後に交通量が減ったものの、北陸や岐阜・長野方面と関西を結ぶ大動脈になっているため、昼夜を問わず交通量が多い。降雪時を除けば平日に渋滞することは少ないが、上り線は栗東インターチェンジで車線減少するため、連休の際には激しく渋滞する。
一般国道
[編集]主要地方道
[編集]一般県道
[編集]観光
[編集]
名所・旧跡
[編集]主な神社
[編集]主な寺院
[編集]- 金勝寺(こんしょうじ)
- 馬頭観音 - 栗東市街や琵琶湖を一望できる。金勝山ハイキングコースの入り口に位置し、ここまで舗装道路があって自動車で行くこともできる。10台ほどの駐車スペース(駐車料金は無料)があり、桜の季節や登山シーズンにはたくさんの人が訪れる。
- 阿弥陀寺(東坂)
- 金胎寺(荒張)
- 観音寺(観音寺)
- 萬年寺(小野)
- 東方山安養寺(安養寺)
- 新善光寺(林)
史跡
[編集]馬と競馬
[編集]- 栗東トレーニングセンター
- 栗東ホース倶楽部
- TCCセラピーパーク(六地蔵)
- 安井商店(御薗)
自然
[編集]- 九品(くぼん)の滝
- 天狗岩(荒張)
- 国見岩(荒張)
- 白糸の滝(荒張)
- ナンダサカ狛坂階段(荒張)
観光施設
[編集]- フォレストアドベンチャー・栗東(荒張)
- トレイルアドベンチャー・栗東(荒張)
- こんぜ天馬の森
- 栗東スラックラインパーク you 空感
- KONZEかもしかキャンピングビレッジ
- 道の駅アグリの郷栗東
- 道の駅こんぜの里りっとう
- JAレーク滋賀 田舎の元気や
特産品・名物
[編集]伝統特産品
[編集]- 目川ひょうたん
- 栗東あられ
- 善光寺ういろ
- 蜂屋こんにゃく
農産物
[編集]- 栗東いちじく
馬関連特産品
[編集]- ホースヘアー製品
- 蹄鉄御守
- サラブレッド絵馬
毎年4 - 6月、10 - 11月の土日祝には、手原駅から金勝寺まで「こんぜめぐりちゃんバス」が運行されている(大野神社や九品の滝、金勝山県民の森などで乗降することもできる)。
栗東八景
[編集]1989年(平成元年)選定。
- 大宝神社 〜青麦の薫風〜
- 新善光寺 〜彼岸の繁華〜
- 東方山安養寺 〜泉面の雪花〜
- 旧和中散本舗(江戸時代の薬屋) 〜積日の海道と城跡〜
- JRA栗東トレーニングセンター 〜払暁の駒音〜
- 栗東自然観察の森 〜飛翔の羽音〜
- 金勝寺 〜夏清の幽玄〜
- 金勝山県民の森 〜陽春の風光〜
施設
[編集]- こんぜの里バンガロー村(観音寺)
- 栗東市立自然体験学習センター森の未来館(観音寺)
- 栗東市立森林体験交流センター(観音寺)
- 栗東歴史民族博物館(小野)
- 栗東芸術文化会館さきら(綣)
- 栗東自然観察の森(安養寺)
文化財
[編集]姉妹都市・提携都市
[編集]海外
[編集]出身有名人
[編集]栗東トレセンが位置しているため、競馬騎手などの競馬関係者が目立つ。それ以外にもプロ野球・サッカー選手が多いのも特徴である。
- 服部岩吉(政治家、滋賀県の初代民選知事)
- 中村鋭一(アナウンサー、政治家)
- 矢作麗(フリーアナウンサー、競馬ライター)
- 武邑尚邦 (龍谷大学学長・浄土真宗本願寺派勧学寮頭を務めた仏教学者・僧侶)
- 村田敏一(立命館大学大学院法務研究科客員教授、元日本生命保険企画総務部専門部長)
- 武豊(JRA騎手、出生地は京都府)
- 武幸四郎(元JRA騎手、現JRA調教師)
- 藤岡佑介(元JRA騎手、現JRA調教師)
- 藤岡康太(JRA騎手)
- 池添謙一(JRA騎手)
- 池添学(JRA調教師)
- 池江泰寿(JRA調教師)
- 福永祐一(元JRA騎手、現JRA調教師)
- 高橋亮(元JRA騎手、現JRA調教師)
- 飯田祐史(元JRA騎手、現JRA調教師)
- 今村聖奈(JRA騎手)
- 竹岡和宏(プロ野球選手、福岡ダイエーホークス・福岡ソフトバンクホークス)
- 山田陽翔 (プロ野球選手、埼玉西武ライオンズ)
- 柴田博之(元プロ野球選手、西武ライオンズ)
- 橋内優也(元プロサッカー選手、元サンフレッチェ広島、元徳島ヴォルティス、元松本山雅FC)
- 田村忠義(元プロサッカー選手、元ガンバ大阪)
- 橋内竜真(元プロサッカー選手、元FC岐阜)
- 田中大輔(元プロサッカー選手、元清水エスパルス)
- 古川克樹(プロボクサー)
- 村井真由美(プロゴルファー)
- 木村敬一(競泳選手)
- 川畑愛希(バレーボール選手、岡山シーガルズ)
- 川畑夏希(バレーボール選手、岡山シーガルズ)
- GACKT(歌手、出生地は沖縄県)
- 小林豊(俳優、元BOYS AND MEN)
- 尾道幸治(映像作家、撮影監督)
- 吉本峰之(お笑いコンビ、ストリーク)
- 中川巧(お笑いコンビ、ラインバック)
- 森田まさのり(漫画家)
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ↑ 「来年「栗東市」が誕生 10月1日施行、県内で8番目」『朝日新聞』朝日新聞大阪本社、2000年12月9日、大阪朝刊 滋賀版、35面。
- ↑ “栗東市の位置・特色”. 栗東市. 2026年7月13日閲覧。
- 1 2 3 “栗東市文化財保存活用地域計画”. 栗東市. 2026年7月13日閲覧。
- ↑ “栗東市国民保護計画”. 栗東市. 2026年7月13日閲覧。
- ↑ “令和7年度栗東市統計書”. 栗東市. 2026年7月13日閲覧。
- 1 2 3 栗東町史. 栗東町. (1978)
- ↑ “伊勢遺跡”. 文化庁. 2026年7月14日閲覧。
- ↑ “旧和中散本舗”. 文化庁. 2026年7月14日閲覧。
- ↑ 角川日本地名大辞典25 滋賀県. 角川書店
- ↑ 日本国有鉄道百年史. 日本国有鉄道
- ↑ “栗東トレーニング・センター”. 日本中央競馬会. 2026年7月14日閲覧。
- ↑ “栗東歴史民俗博物館 平成25年企画展「馬のまち栗東」パンフレット”. 2026年7月31日閲覧。
- 1 2 “市のあゆみ”. 栗東市. 2026年7月14日閲覧。
- ↑ “名神高速道路50年のあゆみ”. NEXCO西日本. 2026年7月14日閲覧。
- ↑ “栗東駅周辺地区整備”. 栗東市. 2026年7月14日閲覧。
- ↑ “新幹線新駅問題に係るこれまでの取組経緯”. 滋賀県. 2026年7月14日閲覧。
- ↑ “新幹線新駅中止後の新たなまちづくり”. 栗東市. 2026年7月14日閲覧。
- ↑ “栗東市工場等立地促進条例”. 栗東市. 2026年7月14日閲覧。
- ↑ 栗東町史編さん委員会 1980, p. 183.
- ↑ 草津市史編さん委員会 1988, pp. 381–382.
- ↑ 栗東町史編さん委員会 1980, pp. 183–185, 191.
- ↑ 草津市史編さん委員会 1988, pp. 390–391.
- 1 2 栗東町史編さん委員会 1980, pp. 183–185.
- 1 2 3 草津市史編さん委員会 1988, pp. 392–394.
- 1 2 草津市史編さん委員会 1988, pp. 393–395.
- ↑ 国勢調査 令和2年国勢調査 人口等基本集計 (主な内容:男女・年齢・配偶関係,世帯の構成,住居の状態,母子・父子世帯,国籍など) 2020年10月 | ファイル | 統計データを探す | 政府統計の総合窓口
- ↑ toukeihyou.pdf
- 1 2 3 4 5 “栗東市財政運営基本方針(改訂版)”. 栗東市. 2026年7月9日閲覧。
- ↑ “市長プロフィール|栗東市”. www.city.ritto.lg.jp. 2022年11月19日閲覧。
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- 1 2 “企業立地支援制度”. 栗東市. 2026年7月9日閲覧。
- 1 2 “栗東市工場等立地促進条例”. 栗東市例規集. 2026年7月9日閲覧。
- ↑ コストコ誘致、渋滞懸念で断念 住民の声受け滋賀県栗東市 - 京都新聞 2023年1月27日閲覧
- ↑ “栗東市の位置・特色”. 栗東市. 2026年7月10日閲覧。
- ↑ “栗東市企業立地推進計画”. 栗東市. 2026年7月10日閲覧。
- ↑ “栗東市企業立地推進計画に基づく計画整備型地区計画ガイドライン”. 栗東市. 2026年7月10日閲覧。
- ↑ “くりちゃんバス・市内路線バスのご案内”. 栗東市. 2026年7月10日閲覧。
- ↑ “5月3日「ドジョウずし」三輪神社(大橋)”. 広報りっとう No.916 2015年5月号. 栗東市役所広報課. 2024年12月17日閲覧。

