Mac用Final Cut Proでのプロジェクトの共有の概要

Final Cut Proでは、プロジェクトまたはクリップを出力するためのさまざまな書き出し設定があらかじめ構成されています。これらを出力先といいます。例えば、プロジェクトやクリップをファイルとして書き出したり、iPhoneやiPadなどのAppleデバイスで視聴するために書き出したり、ソーシャルメディアWebサイトに投稿するために書き出したりできます。ムービーのフレームを保存したり、イメージシーケンスを書き出したりすることもできます。これらのオプションごとに異なる出力先が使用されます。

Final Cut Proをはじめて開いたときは、「共有」メニューにデフォルトの出力先リストが表示されます。

「共有」メニューの出力先

下の表に、デフォルトのリストに表示される各出力先の詳細を示します。

出力先

用途

ファイルを書き出す(デフォルト)

プロジェクトをQuickTimeムービーファイルとして書き出します。Mac用Final Cut Proで最終マスタリングファイルを書き出すを参照してください。

Appleデバイス720p

iPod touch、iPhone、iPad、Apple TVなどのほとんどのAppleデバイスでの再生用にファイルを書き出します。最大720pの解像度で出力ファイルを作成します。Appleデバイスの3つのオプションの1つで、データレートが最も低く、サイズが最も小さいファイルを作成します。

Appleデバイス1080p

iPod touch、iPhone、iPad、Apple TVなどの多くのAppleデバイスモデルでの再生用にファイルを書き出します。最大1080pの解像度で出力ファイルを作成します。

Appleデバイス4K

iPhone、iPad、Apple TVの最近のモデルでの再生用にファイルを書き出します。最大4Kの解像度で出力ファイルを作成します。Appleデバイスの3つのオプションの1つで、データレートが最も高く、サイズが最も大きいファイルを作成します。

ソーシャルプラットフォーム

Webで共有するためにプロジェクトやクリップを準備します。Mac用Final Cut ProからWebで共有するを参照してください。

HEVC - High Efficiency Video Coding

H.264と同じビデオ品質で、ファイルサイズがより小さく、データ圧縮がより適切なファイルを書き出します。HEVCにはオプションのHDR対応が含まれます。

Apple Vision Pro(MV–HEVC)

Apple Vision Proでの再生用にファイルを書き出します。 MV-HEVCフォーマットはHEVCに似ていますが、別々のレイヤーに2つのビュー(片目ごとに1つずつ)を保存する点が異なります。Mac用Final Cut Proのステレオビデオまたは空間ビデオを共有するを参照してください。

出力先を追加したり、デフォルトの出力先リストをカスタマイズした独自の出力先に置き換えたりすることも簡単にできます。たとえば、ムービーのフレームをPhotoshopファイルとして保存したい場合は、「現在のフレームを保存」を出力先リストに追加し、その出力先がPhotoshopファイルを書き出すことを指定する必要があります。出力先の作成および変更は、Final Cut Pro設定の「出力先」パネルで行います。

また、出力先バンドルを作成して、一度に複数のタイプの出力を書き出すこともできます。Mac用Final Cut Proで共有の出力先を作成するを参照してください。

出力をさらにカスタマイズするために、プロ向けのトランスコーディングアプリケーションであるCompressorを使用することもできます。CompressorでMac用Final Cut Proから共有するを参照してください。

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