TimeTree 非公式クライアント。本家(=公式 TimeTree の Web / アプリ)に無いものを、 同じアカウントの同じ予定へ足す道具です — ダークモード、今日から先を縦に読むアジェンダ、 月セルに入り切らない予定の救済、場所の地図ピン、エクスポート(Markdown / CSV / JSON / ICS)、複数アカウント切替、リマインド通知。
自分の TimeTree アカウント(無料)が要ります。 本家にログインして使う道具で、 モックやデモアカウントはありません。
免責・商標 — 本ソフトは TimeTree の非公式クライアントであり、TimeTree Inc. とは提携・出資・承認のいずれの関係もありません。「TimeTree」は権利者の商標で、 互換性を示す識別目的でのみ用いています。公式 API ではなく、自分のアカウントの 自分のデータを個人的に扱う用途を想定しています。
いちばん手軽なのは Chrome 拡張(ビルド不要・このリポジトリを chrome://extensions
で「パッケージ化されていない拡張機能」として読み込むだけ)→ 下記
インストール。ビルド済みの実行ファイル(各 OS の
インストーラ・拡張 zip・ユーザースクリプト)は
Releases からどうぞ。
| 何 | どこで | |
|---|---|---|
| 本リポジトリ直下 | Chrome 拡張 (MV3) | PC のブラウザ |
| client/ | Electron デスクトップクライアント | Windows / macOS / Linux |
dist/*.user.js |
ユーザースクリプト(本家強化/スマホ用デスクトップ UI の2種) | スマホ(iOS Safari / Firefox Android)含む |
| web/ | ブラウザ版(サーバーにデプロイするホスト型) | どのブラウザでも |
(CI がコピーの発生を検出して落とす。ブラウザ版はデスクトップの描画コードもそのまま動かす。)
デスクトップクライアント — 本家に無いアジェンダ表示。空き日は畳まれ、複数日の 予定は1本の帯になる。
月表示。連続する予定は日ごとのチップではなく1本の帯で(本家 Web は日ごとに切る)。
場所に地図ピン — 本家 Web は住所のテキスト欄だけで座標を持てない。OpenStreetMap で刺したピンの緯度経度を予定に付ける。デスクトップにも、Chrome 拡張にもある。
Chrome 拡張 — パネルを被せるのではなく、本家 UI に項目を足す。本家の 「マンスリー / ウィークリー」切替に「アジェンダ」が第3のビューとして生え、 月グリッドの代わりに今日から先の一覧を出す(祝日・複数日の予定も、本家純正の ダークテーマそのままで)。
本家のツールバーそのものにも項目を足す — ⬇ エクスポート、🌗 テーマ切替、 👤 アカウント切り替え、🔔 リマインド通知(絵文字は説明用のラベルで、実際のボタンは 本家に合わせたモノクロの線アイコン)。どれも本家のアイコンボタンから複製したので、 右端の 設定 と見分けはつかない。
地図ピンは本家の予定フォームに足す。下は本家自身のフォームに「地図で選ぶ」が 生えたところ。見分けはつかない。
ブラウザ版(ホスト型) — 拡張もアプリも入れず、URL を開くだけでデスクトップと 同じ UI から TimeTree を操作する。下は素のブラウザで動いているデスクトップ UI。
別オリジンのページは CORS で TimeTree API を読めないので、同一オリジンの薄い
バックエンド(Vercel の関数)がサーバー側で中継する(CORS はブラウザだけの制約)。
認証は自分の _session_id を貼る方式で、トークンはこのオリジンの httpOnly クッキーに
入りサーバーには残らない。デスクトップの描画コード(client/renderer/*)を無改変で
動かし、地図もサーバー経由で出す。詳細は web/README.md。
npm run check # 構造チェック + 挙動テスト(依存ゼロ)
npm run build # → dist/timeforest.user.js(依存ゼロ)
cd client && npm install && cd .. # ↓のデスクトップ系は先に client の依存を入れる
npm run client # デスクトップクライアントを起動
npm run dist # → client/dist/TimeForest-0.1.0-x64.exe(インストーラ)と .zipスマホのダークモードが目当てなら → スマホで使う。 TimeTree のモバイルアプリにダークモードは無いが、モバイルWebにはある (隠れているだけ)。アプリを作り直さなくても届く。
すべて TimeTree 自身の UI に溶け込む形で足す(かつては全画面ドロワーだったが、 本家のツールバー・ビュー切替・予定フォームに項目を差し込む形にした):
- アジェンダ表示 — 本家の「マンスリー / ウィークリー」切替に 「アジェンダ」を 第3のビューとして足す。今日から先をひと続きのリストで縦に読める(祝日・複数日の 予定も、ラベル色そのままで)。月グリッドを行き来しなくていい。予定をクリックすると 場所・参加者・作成者アイコン・メモ・URL を出す詳細カードが開き、「本家で編集」 ボタンが本家そのもののネイティブ編集サイドバーを開く(自前フォームは作らず、本家の 月表示に切替え → 対象月へ送り → 該当予定を開いて 編集 まで辿る。編集は 100% 本家の UI)。
- テーマ切替 — TimeTree 自身が持つ純正ダークテーマを、ツールバーのボタンから ライト / ダーク / システム連動で切り替える(後述)
- エクスポート — ツールバーから Markdown / CSV / JSON / ICS でダウンロード
- 地図ピン — 本家の予定フォームに、地図から場所(座標)を選ぶ行を足す(本家 Web に無い)
- アカウント切り替え — 本家 Web に無い(切替 UI そのものが無い)。ツールバーの 👤 から、ログイン済みの複数アカウントをパスワード無しで切り替える。別アカウントで ログインすると自動で憶える(各アカウントのセッションを差し替えて全タブを読み直す)
- リマインド通知 — TimeTree はスマホに通知を push するが、この拡張は Chrome
起動中ならPC のデスクトップ通知でも鳴らす(ツールバーの 🔔 で切替、既定オフ)。
発火判定はデスクトップ版と同じロジック(
model.alertAt)を Service Worker に載せ、chrome.alarmsで1分ごとに点検する。クリックで TimeTree に戻る
デスクトップクライアントはさらに、週の時間グリッド・月グリッド・コマンドパレット
(Ctrl+K)・予定の詳細ポップオーバー・方向を持ったトランジション、そして
書き込み一式を持つ:
- 予定の作成・編集・削除
- 繰り返し(作成、および「この回だけ / これ以降 / すべて」の編集・削除)
- 通知(リマインドの設定と、このアプリ自身がトレイに常駐して鳴らすこと)
- 参加者・ラベル・チェックリスト・URL・場所・メモ
- コメント — 予定ごとのやり取りの読み書き。「誰が何を変えたか」の記録も 同じ流れに混ざって出る(「日時を変更しました」の下に「じゃあ何時にする?」が 続く、あの形)。予定が「10:30 歯医者」なら、コメントはなぜそれが動いたか。 家族で1つのカレンダーを使う理由の半分がこれなので、無いとただのビューアになる
無料プランの範囲では本家 Web と機能同等(画像添付だけは有料機能で、無料 アカウントでは本家もできない)。詳細は client/README.md。
週の始まりを選べる。 本家 Web は月曜固定で、変える手段が無い(実測:
/api/v1/user/setting は null、カレンダーオブジェクトにも localStorage にも
それらしいものが無い)。日本の紙のカレンダーと Google カレンダー(ja) は日曜始まり
なので、どちらが正しいかは人による。だから設定にした。既定は本家に合わせて月曜。
ついでに月グリッドの行数をその月が必要な数にした(5行か6行)。本家もそうしている (実測: 2026年7〜12月で 5/6/5/5/6/5)。6行に決め打ちすると翌月をまるまる1週間分 描くだけでなく、同じ高さを分け合うので1セルが約17%低くなる。5行の月で実測すると セルは 100px → 120px になり、同じ日に8件入れたとき見える数が3件から4件に増えた (どちらも溢れは 0px)。隠れる予定が減るということ。
場所を地図でピン留めできる。 TimeTree は全イベントに location_lat /
location_lon を持っていて、スマホアプリには場所ピッカーがある。だがWeb 版の
場所欄はただのテキスト入力で、座標は API に入ったまま読まれない。だから
サードパーティが足せる。スマホで刺したピンもこちらで読める。
地図は既定でオフ。オンにするまで、このアプリは TimeTree ただ1つとしか
通信しない。オンにすると、表示する範囲を OpenStreetMap に問い合わせる
(予定の内容は送らない)。タイルも検索もメインプロセス経由で、レンダラには
data: URI と素のオブジェクトしか渡らない。だから CSP は img-src 'self' data:
のまま締まっているし、「誰と通信するか」は client/main.js の1箇所に集まる。
OpenStreetMap のタイル利用ポリシーが要求する User-Agent を名乗れるのも、
file:// のレンダラにはできないことなので、そこを通す理由になっている。
tf は動作中のデスクトップアプリに問い合わせる(起動していなければ自動で立ち上げる)ので、
初回だけアプリの依存を入れておく: cd client && npm install。
npm link # tf をパスに置く(戻すなら npm unlink -g timeforest)tf ls today
tf ls week --cal 仕事
tf ls 7/21 --json
tf find 歯医者 # 日付を知らないとき
tf show 7110a578 # ls が出す先頭8文字でいい
tf say 7110a578 "14時でいい?"
tf add 歯医者 --at "7/21 10:00" --for 1h --where 駅前歯科 --alert 30m
tf add 旅行 --at 8/1 --to 8/3 # 時刻を書かなければ終日
tf edit 7110a578 --at "7/21 10:30" # ずらす。長さはそのまま
tf rm 7110a578
tf use you@example.com # → たろう に切り替えました 仕事、プライベート日付は today 明日 week nextweek month 7/21 2026-07-21 +7d -3d。
--from 2026-07-01 --to 2026-07-31 は正しいが、端末に来た理由が
「窓を開くより速いから」なら、それは速くない。
uuid は ls が出した先頭8文字がそのまま使える。曖昧なら候補を名指しする (勝手に1つ選ぶと、共有カレンダーでは違う人に違う通知が飛ぶ)。
ログインは要らないし、待たされもしない。 起動しているアプリに訊くだけ。 動いていなければ起動する(トレイに常駐する)。実測 118ms。
CLI は素の Node。Electron ではない。理由は3つとも測って決めた:
- ログインはブラウザのセッション Cookie で、Chromium の cookie jar (DPAPI 暗号化 SQLite)にある。読めるのは Electron だけで、しかも同時に1つだけ。 2つ動かすと失敗の仕方が悪く、CSRF は取れるのにカレンダーが空になる(実測)。 つまり単体の CLI は「アプリを閉じろ」と言うことになる。トレイ常駐のアプリに対して、それは逆
- アプリは全イベントをメモリに持っている。 訊けば即座。別プロセスは 4298件を 取り直すところから始まる(実測 8.1秒 → 118ms、54倍)
- 重さは理由ではなかった。 Electron 版の起動は 0.195秒で、遅くない
窓口は名前付きパイプ(mac/Linux は userData 下の unix socket)。ポートは開かない。 同じユーザーしか触れないので、認証は OS が既に済ませている。
CLI と同じく動作中のデスクトップアプリに問い合わせる(無ければ自動起動)。先に
cd client && npm install でアプリの依存を入れておく。
claude mcp add timeforest -- node /path/to/TimeForest/client/mcp.js| tool | |
|---|---|
list_events |
期間で予定を読む。日付は today week 7/21 |
search_events |
日付を知らずに探す(「先月の歯医者いつだっけ」)。探した範囲も返す |
get_event |
1件の中身(時刻・場所・メモ・繰り返し・通知・参加者) |
get_comments |
やり取りと「誰が何を変えたか」 |
add_comment |
コメントする |
create_event |
予定を作る。start は "来週火曜 15:00" のような書き方が通る。時刻を書かなければ終日。reminders: ["30m","1d"] |
update_event |
直す。書かなかったものは変わらない。ずらすと長さは付いてくる |
delete_event |
消す。繰り返しは all を明示しない限り断る |
list_calendars / list_accounts / switch_account |
⚠ 書き込みは共有カレンダーだと他のメンバーのスマホに通知が飛ぶ。 下書きではないし、 取り消せない。書き込みツールにはその印(
readOnlyHint: false、openWorldHint、 削除にはdestructiveHint)が付いていて、Claude Code は許可なしには撃たない ── 「確認は一切不要」と命じてもブロックされることを実際に確かめた。
CLI と同じ扉(client/rpc.js)に、同じ理由で乗っている。TimeTree の API の知識は
この中に1行も無い。
MCP SDK は使っていない。この repo は依存ゼロで build step も無く、必要なのは stdio 上の JSON-RPC 4メソッドだけなので、手で書いた(形は仕様書から取った。記憶からではない)。
⚠ stdout はプロトコルのもの。 途中のどこかで
console.logを1回撃つだけで、 クライアントにはツールではなくパースエラーが見える。だから MCP サーバーは何も 印字せず、進捗は stderr に出す。npm run verify:mcpがそれをガードしている。
ビルド不要。
- Chrome で
chrome://extensionsを開く - 右上の「デベロッパーモード」をオン
- 「パッケージ化されていない拡張機能を読み込む」→ このフォルダを選択
- TimeTree(
https://timetreeapp.com/calendars/...)を開くと、本家のツールバーに エクスポートとテーマのボタン、「マンスリー / ウィークリー」切替に 「アジェンダ」、予定フォームに地図ピンの行が足される
ツールバーのボタン(または Alt+T)でアジェンダを開閉、Alt+D でテーマ切り替え。
TimeTree のモバイルアプリにはダークモードがない。 でもモバイル Web は レスポンシブで、しかも例の純正ダークテーマをそのまま持っている。つまり アプリを作り直さなくても、モバイルブラウザ経由でダークモードが手に入る。
スマホには拡張を入れられないので、同じソースから1ファイルのユーザースクリプト を吐く:
node build-userscript.js # → dist/timeforest.user.js
manifest.json のファイル一覧をそのまま読むので、拡張版と中身がズレない。
chrome.storage は localStorage にシムされる。
- iOS Safari — Userscripts(無料)に読み込ませる
- Android — Firefox + Tampermonkey、または Kiwi Browser(Chrome 拡張がそのまま動く)
本家の UI に項目を差し込む方式なので、モバイル Web でも本家のツールバーや
月/週の切替が出ていれば、同じアジェンダ・テーマ・エクスポートが足される。
純正ダークテーマは data-theme を立てるだけなので確実に効く。
ダークモードだけでよければ、ブックマークレット1行でも足りる:
javascript:document.documentElement.setAttribute('data-theme','dark')上のユーザースクリプトが本家のモバイル Web に項目を足すのに対し、こちらは
本家のカレンダー画面(/calendars)の上にデスクトップ版の UI をまるごと
載せる(週の時間グリッド・月グリッド・書き込み・コメントまで、スマホで)。
同一オリジンで動くので、本家に普段どおりログインしていれば——メールでも
Google でも Apple でも——そのセッションに相乗りするだけで、_session_id の
貼り付けもログインの受け渡しも要らない。これがホスト版(PC で devtools から
トークンを貼る)に対する、スマホの答え。狭い画面ではサイドバーが ☰ の
ドロワーになり、ツールバーは畳まれる。
ホスト版をデプロイしていれば、同じ場所から入る(ユーザースクリプト マネージャの自動更新も同じ URL を見る):
https://<あなたのデプロイ>/timeforest-app.user.js
ローカルでビルドするなら:
node build-app-userscript.js # → dist/timeforest-app.user.js
プリビルドの
timeforest-app.user.js(Releases)は、既定で作者のデモ配信time-forest-five.vercel.appを自動更新元(@updateURL)にしています。 これは 作者が動かす公開デモで、インストールすると更新はそこから降り、あなたのセッションの トークンはリクエスト毎にそこを中継します(サーバーには保存しません。仕組みは web/README.md / PRIVACY.md)。常用するならTF_WEB_ORIGINを自分のデプロイに指してnode build-app-userscript.jsでビルドし、 更新元もトークンの通り道も自分の管理下に置くことを勧めます。
/signin などログイン前のページには触れない(本家のログインをそのまま使う)。
地図だけは本家ページの CSP に阻まれるので、この版では出ない。
- iOS Safari — Userscripts(無料)
- Android — Firefox + Tampermonkey、または Kiwi Browser
TimeTree は完成したダークテーマを既に出荷している。 theme-*.css の中に
[data-theme=dark]:root として、専用にデザインされたパレット一式(イベント
ラベル色のダーク版まで: #2ecc87 → #06a374、#e73b3b → #c5031a …)が入って
いる。ただしアプリがこの属性を一度も設定しないので、常に
:root, [data-theme=light]:root が勝って日の目を見ていない。
この拡張がやっているのは <html data-theme="dark"> を立てるだけ。light /
dark / system(prefers-color-scheme 追従)の3つとも TimeTree 側が
ネイティブに対応している。
初版では CSS の filter: invert() でページを反転させていたが、捨てた。
カレンダーではラベル色が意味そのものなのに、反転すると海の日が赤→サーモン
ピンク、七夕がピンク→グレーに化けて、色が嘘をつくため。純正テーマなら
デザイナーが1色ずつ決めた値なので全部正しい。
TimeTree に公開 API はないので、Web アプリが叩いている内部 API に相乗りする。
GET /api/v1/calendars → カレンダー一覧(alias_code が URL のスラッグ)
GET /api/v1/calendar/{id}/events?since=0 → 全イベント(チャンク方式)
GET /api/v1/calendar/{id}/labels → ラベル(色は 24bit 整数)
GET /api/v2/calendars/{id}/users → メンバー
GET /api/v2/memorialdays?country_iso[]=JP → 祝日・暦(七夕・海の日など)
書き込みは単数形になる(読み取りは複数形の /events):
POST /api/v1/calendar/{id}/event → 作成
PUT /api/v1/calendar/{id}/event/{uuid} → 更新(変更分だけ送る。サーバーがマージする)
DELETE /api/v1/calendar/{id}/event/{uuid} → 削除(ソフト削除。deactivated_at が立つ)
必要なヘッダーは2つ。無いと 400 {"error":{"code":-401}} が返る。
x-csrf-token: <meta name="csrf-token"> の値
x-timetreea: web/2.1.0/ja
認証はユーザーの既存セッション Cookie に相乗りするだけ。認証情報を外部へ送ることは 一切ない(通信先は TimeTree・OpenStreetMap のみ、認証情報が乗るのは TimeTree 自身への リクエストだけ)。アジェンダ・エクスポート・地図・テーマは Cookie の値を読むことすら せず、ブラウザが勝手に付ける Cookie に任せる。
唯一の例外がアカウント切り替えで、これだけは各アカウントの _session_id を
chrome.storage.local に憶え、切り替え時に timetreeapp.com 自身の Cookie に差し替える
(cookies 権限が要るのはこのため)。保存先はこの端末のローカルだけ、差し替え先は
TimeTree の Cookie だけで、外部へ出すことはない。要らなければ 👤 メニューの × で消せる。
予定の書き込み(繰り返しの「この回だけ / これ以降 / すべて」)・データモデルの罠・ 展開器の検証といった、TimeTree の内部 API を実測で解いた詳細は docs/internals.md にまとめてある。
manifest.json
build-userscript.js 拡張 → 1ファイルのユーザースクリプト(スマホ用・本家に項目を足す)
build-app-userscript.js デスクトップ UI → スマホ用ユーザースクリプト(本家 /calendars に丸ごとマウント)
src/
bg.js ツールバー / ショートカット、OSM タイル、API を worker で中継
content.js 起動と SPA 遷移への追従、本家 UI への注入をまとめる
inject-main.js MAIN world で fetch を監視(本家フォームの予定作成を検知)
lib/ ← 4つのビルド全部で共有。DOM 非依存の純ロジック
tz.js タイムゾーン(終日は UTC、時刻付きは Asia/Tokyo)
recur.js RRULE / EXDATE 展開器
api.js 内部 API クライアント(setTransport で通信層を差し替え可能)
model.js 生イベント → 日付つき occurrence
export.js Markdown / CSV / JSON / ICS
map.js OSM スリッピーマップ描画
ui/dark.js data-theme の切り替えと維持
ui/agendaview.js アジェンダを本家の月 / 週トグルに第3ビューとして足す
ui/darktoggle.js テーマ切替を本家ツールバーに足す
ui/mapform.js 地図ピンを本家の予定フォームに足す
ui/exportform.js エクスポートを本家ツールバーに足す
ui/accounts.js アカウント切り替えを本家ツールバーに足す(拡張のみ/bg.js が cookie を差し替え)
ui/notifytoggle.js リマインド通知の切替を本家ツールバーに足す(拡張のみ/bg.js が発火)
client/ Electron デスクトップクライアント(src/lib をそのまま読む)
web/ ブラウザ版(ホスト型)。デスクトップの renderer をそのまま配信
build.js 自己完結の web/dist を組む(src/lib と client/renderer のコピー、スマホ用ユーザースクリプトも同梱)
proxy-core.js /api/tt/* を timetreeapp.com/api/* にサーバー側で中継(CORS 回避)
map-core.js OSM タイル / Nominatim をサーバー側で取得(UA 付き)
host-web.js window.host のブラウザ実装(renderer を無改変で動かす)
host-userscript.js 同じ window.host のユーザースクリプト版(同一オリジンの直 fetch)
app-userscript-boot.js 本家 /calendars を乗っ取りデスクトップ UI を載せる
dev-server.js ローカル用(Vercel と同じ経路を依存ゼロで)
api/ Vercel サーバーレス関数(tt プロキシ・connect・map。web/* を共有)
lib/* は globalThis に載せてあるので、拡張・ユーザースクリプト・Service Worker・
Electron のレンダラ・ブラウザ版、どこでも同じものが動く。環境ごとに違うのは通信手段
だけなので、そこは api.setTransport() で差し替える(拡張は直 fetch、Electron は
CORS を避けて IPC 経由、ブラウザ版は同一オリジンのプロキシ経由)。
npm run check # 構造チェック
npm run smoke # Electron クライアントをヘッドレス起動して健全性を確認scripts/check.js は依存ゼロ。ユニットテストではなく、実際に踏んだバグが
静かに戻ってくるのを防ぐためのもの:
- manifest が存在しないファイルを指していないか
src/libのコピーが増えていないか(3ビルド共有の破綻)client/main.jsにnet.fetchが復活していないか(アカウント混線の原因になる)- ICS の終日
DTENDが +1 日されているか(全複数日予定が1日短くなる) model.jsがメモ(category 2)を除外しているか- 展開器が
COUNTを尊重するか — これだけはソースの文字列ではなく、 実際に展開器を呼んで件数を数えている。lib/*はglobalThisに載る ただの IIFE なので、requireするだけで本物が動く。依存は増えない
構造チェックが通っても「動く」証明にはならないので、実アプリを実 API に 繋いだまま外から操作する:
cd client && npm run inspect # --remote-debugging-port=9333 付きで起動
npm i playwright-core # CI は依存ゼロのままにしたいので、ここでだけ入れる
npm run verify:form # 作成・編集・削除 UI(146 アサーション)
npm run verify:recur # 繰り返しの6操作(46 アサーション)
npm run verify:notify # リマインドとトレイ(16 アサーション)
npm run verify:comment # コメント(51 アサーション)モックは使わない。14:00 JST と入力して保存し、サーバーに 05:00Z が
入っていることを再同期して読み戻すのが要点で、モックなら壊れた変換にも
気持ちよく同意してくれてしまう。
同じ理由で verify:comment は、コメントを送った後に取り直してサーバーに
あることを確かめるし、場所を変えた後にサーバーが「場所が変わった」と言ってくる
ことを確かめる。後者は自分のコードを読んでも分からない — 項目コード(4 = 場所)は
1つずつ実測して埋めた表で、本家が仕様を変えたら黙って嘘を表示し始める側だから。
⚠ どちらのスクリプトも、有効なカレンダーが捨てアカウントの
dowaだけで なければ中断する。共有カレンダーへの書き込みはメンバーへ通知が飛ぶ、 取り消しの効かない外向きの操作なので、このガードは飾りではない (実際にカレンダー名を仕事に書き換えて、中断することを確認済み)。
CI(.github/workflows/ci.yml)は Node 20 / 24 でこれを走らせ、ユーザースクリプトの
ビルドが再現可能かを diff で確認し、Electron クライアントを xvfb 上で起動して
プリロードブリッジと共有ライブラリが解決することまで見る。
npm run icons # client/build/icon.svg → PNG 一式(画像ライブラリ不要)
npm run dist # → client/dist/ にインストーラ (.exe) と portable (.zip)
npm run dist:dir # インストーラ無しで client/dist/win-unpacked/ に展開アプリのルートは client/ ではなくリポジトリのルート。 妙に見えるが、
src/lib がある理由を思い出せば必然になる: レンダラは ../../src/lib/*.js を
読んでいて、拡張・ユーザースクリプト・クライアントが同じファイルを動かす
(コピーが増えたら CI が落とす)。client/ だけを包むと共有ライブラリが
入らないし、ビルド時にコピーするのはそのルールが防いでいるドリフトそのもの。
だからルートから包んで、コードが既に使っているパスをそのまま保つ — asar の中でも
client/renderer/index.html は ../../src/lib/tz.js を src/lib/tz.js に解決する。
files が許可リストなのはこのため(ルートには scripts/ や 144MB の Electron
もある)。scripts/check.js が、index.html の読むファイルが全部 files に
含まれているかを検査する。 ここが漏れると「ソースからは動くのにパッケージ版
だけ白画面」という、出荷してから気づく壊れ方をする。
署名はしていないので、初回起動時に OS が警告を出す(Windows の SmartScreen、 macOS の「開発元を確認できません」)。zip 版も出しているのはそのため(どのみち 警告が出るなら、解凍して実行できる方が筋が良い場面がある)。
回避は安全側で。 macOS は Finder で対象を右クリック →「開く」(システム全体の
Gatekeeper を切る spctl 系はやらないこと)。Windows は SmartScreen の「詳細情報」
→「実行」。実行前に、各リリースに添付の SHA256SUMS.txt で正しいファイルか確かめられる:
# macOS / Linux — 添付の SHA256SUMS.txt と照合
shasum -a 256 -c SHA256SUMS.txt
# Windows (PowerShell) — ハッシュを表示して SHA256SUMS.txt と目視照合
(Get-FileHash .\TimeForest-0.1.0-x64.exe -Algorithm SHA256).HashSHA256SUMS.txt はビルドと同じ CI で生成する。ダウンロードの破損・改ざんは検知
できるが、リポジトリ/リリース自体が侵害されれば両方書き換わる点は原理的な限界。
v0.2.0 のようなタグを push すると、.github/workflows/release.yml
が GitHub Release に成果物を並べる:
- ユーザースクリプト —
timeforest.user.js(拡張ブートストラップ)とtimeforest-app.user.js(スマホ用フル UI) - 拡張 —
timeforest-extension.zip(manifest + src + icons。そのまま「パッケージ化 されていない拡張機能を読み込む」で使える) - デスクトップアプリ — Windows(.exe / .zip)・macOS(.dmg)・Linux(AppImage)を 各 OS の runner でビルド
- チェックサム —
SHA256SUMS.txt(上記すべての成果物の SHA256)
軽量な成果物(ユーザースクリプト・拡張 zip)は数秒で終わる。Electron は各 OS 分だけ
重いので、リリースを切るときだけ走る(workflow_dispatch で成果物だけの試走も可)。
- 画像添付 — 実装しない(できない)。TimeTree の有料機能だった。
本家の添付フローを捕捉すると
POST /api/v1/events/files/presigned_urls{"original_file_name":"…","media_upload":true}を投げているが、無料 アカウントでは本家自身が400 {"code":-462}を受け取り 「プレミアムユーザーのみファイルを追加できます」と表示する。つまりこれは 実装の差ではなく課金の差で、無料プランの範囲では本家と機能同等 - 外部カレンダーへの自動同期 — 見送り。エクスポート(ICS / CSV / JSON / MD)で Google などへ取り込めるうえ、ライブ同期は OAuth や常時フィード配信の実装・運用・ セキュリティのコストが大きい。労力対効果が見合わないと判断した
- 常駐 — 拡張である以上 Chrome が起動している必要がある。Chrome の 「Google Chrome を閉じた際にバックグラウンド アプリの処理を続行する」を 有効にすれば、ウィンドウを閉じても動き続ける。完全な常駐が要るなら デスクトップクライアントを使う(トレイに常駐する)
- 内部 API に依存している。 TimeTree が仕様を変えれば壊れる。公式 API ではないし、 自動化されたアクセスは TimeTree の利用規約上グレー。自分のアカウントの自分の データを個人的に読む用途を想定している
- RRULE 展開は固定オフセットのタイムゾーン(JST / UTC)で正確。DST のある タイムゾーンでは遷移をまたぐと1時間ずれ得る
x-timetreeaのクライアントバージョンはハードコード(web/2.1.0/ja)- 繰り返しの
INTERVALとCOUNTはフォームから編集できない(保存はされる)。 「2週ごと」の予定を作りたい場合は本家側で作る - 画像添付は非対応(上記のとおり有料機能で、無料アカウントでは本家もできない)
- デスクトップクライアントの通知はアプリが起動している間だけ鳴る。 トレイに常駐し、Windows 起動時の自動起動も選べるが、本家アプリのような サーバープッシュではない
コードは MIT License — 改変・再配布・商用まで自由(帰属表示と無保証のみ)。
ただし本ソフトは TimeTree の非公式クライアントで公式 API ではない。TimeTree 本体の利用規約に従うこと、自分のアカウントの自分のデータを個人的に扱う用途を 想定している点は上記「既知の制限」のとおり。
- 開発の入り口とルール(共有ライブラリ規約・
npm run check・4形態の配線)は CONTRIBUTING.md を参照。 - 脆弱性の報告は公開 issue ではなく SECURITY.md の手順(GitHub の 非公開報告)で。セッション/クッキーの扱いに関わるものは最優先で見る。
- 拡張が扱うデータの取り扱い(作者はサーバーを持たず、データは端末内のみ)は PRIVACY.md。





