無秩序
ちらし寿司は無秩序だ。
その名の通りいろんな具を散らしている。最近片付けの本を読んでいるので、その乱雑さが少し気になってきた。
この箱の中を部屋と仮定するなら、めっちゃ散らかってませんか。部屋が想像しにくいなら、引き出しだったらどうでしょうか。
ほら、整頓したくなってきたでしょ。一緒に片付けていきましょう。
具の分別
片付けで大事なことは、何があるのかまず把握すること。
一度具をお皿に移して、分別していこう。
集中力のいる作業だ。
すぐできると思ったが、想像以上に時間がかかりそうだ。でも、片付けってそういう物だよね。
デパ地下のちょっと良いちらし寿司を買ったので、混ぜご飯タイプだった。このままでも美味しそう。
大変なので、混ぜ込んでいる具は分別しないことにした。家の片付けも、深追いしない方がいいエリアってあるよね。引っ越し以来ずっと開けてない段ボールとかさ。
分別だけで30分かかった。お腹空いてきた。
片付け終わってからこのちらし寿司を食べるつもりだったけど、まだ時間がかかりそうなので、ゆで卵を2個作って食べた。
整頓
あとは具をきれいに並べるだけ。
並べてみると、このちらし寿司のメインであると思われる穴子が4切れしかないことが判明した。
散らしているときは気づかなかったが、意外と具が少ない。片付けてみると小スペースで収まった。
大丈夫か。これ、スペースが余るんじゃないか。
整頓してみると、半分近くが玉子ということが分かる。穴子の少なさは、散らしているときにはあまり気にならなかった。椎茸の茶色で穴子感を演出しているのではないか。
美味しそうかどうかを抜きに考えると、気持ちの面ではかなりすっきりした。もっと片付けたくなった。
